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過疎地域でのキャリアアップ


過疎地域でのキャリアアップ

最近では日本の地方で過疎地域というものがあります。地域の人口が減っていき、人口の半数以上が高齢者というところです。そういったところでは、買い物や医療など、生きていくために必要なことをするのも一苦労なのです。人口が少ないためバスや電車など公共交通機関が赤字になり廃線になってしまったり、必要な人はいるのに病院なども経営が悪化して廃院となることもあります。このように、過疎地域と言われる地域に住む人達はどんどん孤立していってしまいます。緊急時はもちろん、日頃から病院を受診しなければならない人も病院に通うのに一苦労です。まして、高齢になればそれはどんどん大変なものになっていきます。同じ日本に住んでいるのに、場所によってこうした医療格差が発生しているのです。そんな問題を解決しようと、その地域に車で迎えに行くボランティア団体もいます。そして医療提供側も、訪問医療という形でそういった人たちの手助けをしています。訪問医療は医師や看護師が患者の自宅に直接訪問をして診察することです。これによって患者はわざわざ病院に行かなくてもいいし、医師や看護師も患者の自宅を直接見ることが出来るので、患者の生活空間から患者の病状の原因を割り出す事もできます。患者の話からその原因を推測するのが基本ですが、それにはやはり限度があるので、そうした意味では訪問医療は患者側にも医療提供側にもメリットがある、とてもいいサービスです。過疎化が進む地域に住んでいるから都会と違ってキャリアアップできないとあきらめずに、その地域の人々に役立つ仕事につくことを考えてはいかがでしょうか。